12/4(土)晴れ
キーストーンへスキー。帰り道、人家も何もないところで車が故障!! ピンチ!!



キーストンに向かう途中で



ここも広いスキー場です


ゴンドラ終点。標高は
なんと3600m!!


命の恩人、チャドとテシー
友人のナットとスティーブと

今日はキーストーンに行くことにする。部屋でコーヒーと昨日買ってきたパンで簡単な朝食をすませ
10時過ぎに出発。しかし、車の調子がおかしい突然タコメーターや、スピードメーターが大きく振れたり、エンジンがふけなくなったりと、非常に不安定。スキーから戻ったら、レンタカー会社へ電話しよう。しかし、車は新車のフォードエクスプローラーなのに・・・。

キーストーンへはフリスコから30分くらい。このスキー場もとにかくでかい。無料駐車場へ車を置き、スキー場へ。駐車場から5分くらいでゲレンデへ。その間にはしゃれた建物が並び、日本とは違うリゾートスキー場といった感じ。チケットは3日券を買う。このチケットは「コロラドチケット」といい、キーストーン、ブリッケンリッジ、とベイル/ビーバークリークでの一日利用が出来る券。シーズンインということで、$120だった。

早速ゴンドラに乗り込むが、ゴンドラから見える景色、とにかく雄大。日本では決して味わえない。
ゴンドラのトップはなんと海抜3600m!!富士山と同じくらいではないか!!コースはまだ、半分もオープンしていないが4km近いコースを滑ることが出来る。こちらのスキー場はほんと、日本とはスケールが比べ物にならない。一本のリフトが長く、当然コースも長いので一本滑るとかなりな距離を滑ることになる。ただ、今日は土曜日、結構混んでいて(日本の週末とは比較にならないが・・・)また、こちらの人は、みんな腕前はともかく、飛ばす人が多いので、注意。

自分も二回ぶつけられたが、何とか耐えて、ぶつかってきたほうが玉砕!! アメリカ人に勝ったぜ!!なんて・・・・その後は「Are you OK?」 「I'm all right!」 で終わり。でも、たいした事故ではないから、笑って済ませられるがこちらではすでに2人死亡しているらしい。注意、注意。

4時前にあがり、ホテルへ向けて出発。し、か、し、ここで、心配していた車のトラブルが・・・。メーターの針が急に上がったり下がったり、ラジオが急に切れたり・・・。そしてついにエンジン停止。惰性で何とか路肩に停車。エンジンは二度と息を吹き返さない。回りはなにもない、電話もない。どんどん暗くなってくるし、どうしよう・・・・。

こうなったら、しょうがない。意を決して外に出て手を振って走ってる車に助けを求める。すると、すぐに赤い古い大きなバンが、かなり前方で止まってくれ、バックしてきてくれる。必死で走りドアを開けると、そこにはワイルドなロンゲのひげもじゃの男性と後部座席に笑顔が素敵な女性。事情を説明すると、近くのスタンドまで乗せていってくれるという。カミサンを一人車に残していくわけには行けないというとつれておいでと、言ってくれた。スタンドまでは10分くらい。スタンドではレンタカー会社に電話してくれ、しかも、また、車まで戻って荷物を載せて代替え車のある町まで載せてくれた。

こんなに親切にしてくれるなんて、感謝感激!!
カミサンは喜びのあまりウルウル。お礼に夕食をごちそうさせてほしい、というと「気にするなよ。それよりみんなで食事に行こうよ。」と、いうことになり乗せてきてもらう途中にあった、彼ら御薦めのレストラン「RUBY TUESDAY」というレストランで7時に待ち合わせ。

代車のフォードトーラスでいったんホテルに戻り、着替えてから、迷いながらもレストランへ。そこには、彼の友達2人が一緒に。さっきはあわてて、自己紹介も出来なかったのでお互い自己紹介。助けてくれたのが、チャドとテシーの結婚5年目の夫婦。そしてルームメイトのナットとスティーブ
スティーブは神戸に英語の教師(JET・・・文部省管轄の機関とのこと)として3年間滞在していたとのこと。
レストランはアメリカンスタイルでとてもおいしいステーキを食べた。自分のつたない英語にも関わらず2時間以上もいろいろな話をしてほんとに楽しい時間を過ごすことができた。

トラブルのおかげでとても素敵な出会いと時間を過ごすことができました。トラブルに感謝!!



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