12/18(土)晴
  ・ウエストリムからイーストリム、谷下りにも少し挑戦



東の空が朱色に輝き
太陽が顔を出します


朝日があたる前は色も無く
平面的なキャニオンが・・・


日があたるにつれ色が変化し
立体的な姿を現します


谷下りへの出発点

今日は グランドビューポイントで朝焼け鑑賞。ここはホテルから車で40分くらい走ってやっと到着。でも見る場所によってキャニオンはその姿を微妙に変えてくれる。暗闇から徐々にその巨大な姿を現し、刻一刻と色を変えていくのは、ほんと神秘的だ。

朝焼け鑑賞後、朝食をとり、カミサンは大事を取って部屋で休憩。大分腰の調子も良くなってきたようだ。その間に溜まった洗濯物を片づけに近くのコインランドリーへ。そこには、巨大なスーパーもあり日々の生活には全然困らないほどの商品が並んでいる。消費大国アメリカの姿を垣間見た気がする。

午後は意を決して、コロラド川に通じる谷下りに挑戦してみることにする。選んだトレールは最もポピュラーな ブライトエンジェルトレール
コロラド川までは片道5〜6時間以上かかるとのことなので、当然途中までの挑戦となる。谷を降りるにつれ、キャニオンは違った姿を見せてくれる。1時間半ほど下ってひき返す事に。下から見るキャニオンもまた違った姿を見せてくれた。自分の足で歩いてその巨大さを再度思い知らされた。ほんとに人間てちっぽけな存在だ。

下りはさほどきつくなかったが、登りは・・・。この日はとても寒くて日中でも氷点下に近い気温だったが、汗が滴り落ちてくる。夏場は脱水症状で毎年死人がでるというのも理解できる。ダウンジャケットを脱ぎ、セーターを脱ぎ、シャツを脱ぎ最後はTシャツ一枚で歩きつづけやっと、戻ってきた。

短い距離とはいえ、自分の足で歩いた満足感にしばし浸る。(これがいけなかったのか、翌日から風邪をひいてしまう。替えのシャツを携帯し、こまめに替えることを薦めます)

部屋に戻り、今日の夕焼けポイントのデザートビューへ向けて出発。デザートビューは東の外れにあり、ホテルからは1時間以上かかる。その名のとうり、砂漠をみることができコロラド川も眼下に見下ろすことが出来る。ここには、ウォッチタワー、展望台があり、50¢で更に雄大な景色を高いところから見ることが出来る。しかしグランドキャニオンの雄大な姿は何回みても感動ものだ。ここからは、いままでのポイントでは見ることができない砂漠を眺める事もできる

カミサンもおとなしく休んでいたのが功を奏したようで、大分調子が良くなってきた。調子がいいようなら、明日は朝一でヘリコプターによる遊覧飛行をして、予定どうりラスベガスに移動しよう。


デザートビューから東方向の砂漠地帯の眺め


トレールは断崖絶壁を
縫うように続いていきます



下からみるキャニオンは
違った迫力で迫ってきます


デザートビューの
ウォッチタワー



デザートビューからは
コロラド川の急流も見れます


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