Honda Valkyrie Spec & Story


HONDA VALKYRIE(ワルキューレ)

米国の生産拠点であるホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)がホンダの歴史が造りあげた全てのアメリカン・カスタムモデルの頂点に位置するモデルとして開発された、水冷・4ストローク・OHC・水平対向6気筒6キャブレターの1520ccエンジンを搭載した大型バイク。


1996年7月の販売開始以来、大柄のボディー、大排気量エンジン、そして個性溢れる独特なスタイル、ロングでワイドな車体から、ホンダのアメリカンカスタムバイクのフラッグシップモデルとして本国アメリカで大人気モデルとなるも2003年をもって生産中止となる。

日本国内においては販売台数が少なかった事、そしてもう二度と手に入らないということ、
ゴールドウイングが6気筒2キャブだったのに対してワルキューレは6気筒6キャブで構成され、きわめて個性的なエンジンということもあり程度の良い中古車は当時の新車価格よりも高い値段で取引されている。



主要スペック

エンジン形式 ボア×ストローク(mm) 総排気量 車両/乾燥重量
水冷4ストロークOHC
水平対向6気筒
71×64 1520cc 343kg/319 kg
最大出力 最大トルク タンク容量 駆動方式
100ps/6000rpm 13.5kg・m/ 4500 rpm
20L シャフトドライブ
全長 ホイールベース  フロントタイヤ リヤタイヤ
2555mm 1690mm 150/80R17 180/70R16




私がワルキューレを選んだ理由

なぜ私がワルキューレを選んだのか・・・ スポーツスターには飽きたわけではありません。ただ2006年5月に行ったハワイでレンタルしたファットボーイ、そして7月に行ったアメリカ本土でレンタルしたハーレーのエレクトラグライド、両ビッグツインでツーリングしてガタイの大きなオートバイでツーリングする楽しみ、大柄な車体を操る醍醐味、そしてその威風堂々とした乗り味に惹かれてしまいました。

当初はロードキングかファットボーイへ乗り換えようかなと考えていたのですが、最近は巷にはハーレーが溢れかえっています。
大型免許が教習場で取れるようになった今、ハーレーははっきり言って大型バイクの入門用となってしまったと言っても過言ではない状況になってきています。ここ数年の大型バイクの売り上げではハーレーがダントツのトップなのですから。
そのため程度のいい中古もかなり増えてきました。そう、ハーレーは乗りたくなったらいつでも乗れる状況になっています。天邪鬼な私としては、どうせ乗るのなら人と違うバイク、そして大きなクルーザータイプが欲しいとなってきた時に目に付いたのがこのホンダのワルキューレなのです。

このオートバイは以前より気にはなっていたオートバイですが2003年を最後にすでにもう生産中止。そう、新車はもう手に入れることはできないのです。
ある意味希少価値があります。 そしてなんと言っても魅力なのは、超個性的な水平対向のエンジン、しかも6気筒で6キャブレターという今後おそらくもう二度と作られる事はないだろう構成、総排気量1520cc、全長2555mm、ホイルベース1690mm、とハーレーのエレクトラグライドよりもさらに大きくて存在感タップリなバイクです。

ハーレーはいつでも乗れるけれど、ワルキューレはこの先ドンドン少なくなって消え去るのみ・・・。でもなかなか良い中古車両もなくあきらめかけていた時に、まさに偶然に巡り合ったのがこのワルキューレなのです。

ワルキューレでネット検索していた時に偶然見つけたのがワルキューレオーナーのブログでした。そこの記事には乗り換え予定なので売りたい云々の記事が!! 内容を見ると距離はそこそこ走っていますが好みのカスタムが施されていてかなり興味をひかれたのですぐに連絡を取ると住まいも決して遠くはなくすぐに試乗もさせてもらうことができました。初めて乗ったワルキューレでしたがその大きな車体とにかく目を引く独特のスタイル、その全てにやられちゃいました。
この機会を逃したらもう程度のいいワルキューレには出会えないのではないか、もう手に入れることはできないのでは、と思いまさしく電撃的に購入を決めてしまいました。






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